「Compact Mate 2 C1+R1 JP(MCCMT250)」は、日本の電波帯に固定した日本専用モデルです。従来製品では、ペアリング・リセットを行うと、海外の電波を発信してしまうため、その操作方法は非公開として制限していました。一方、今回の日本専用モデルでは、ペアリング・リセットを行っても日本の電波帯を維持・固定できるように仕様変更を施しましたので、ユーザーによるペアリング・リセット設定ができるようになりました。
例えば、1台の受信機(R1)に対して最大8台までの送信機とペアリングが可能です。これまで、会議やイベント等で複数の機器の画面をモニターに投映する際、1台の送信機を順番に手渡していたものが、各端末に配布して順に投映させることができるようになります。作業効率が高まり、生産性の向上につながります。
「Compact Mate 2 C1+R1 JP(MCCMT250)」は、映像出力に対応したUSB Type-C端子を備えたパソコンやタブレット、スマートフォンなどに送信機(C1)をつなぎ、フルHD(1080p)の映像を大画面テレビやプロジェクターにワイヤレス投映できます。
通信距離は約20メートル。送信機(C1)は、USB Type-C DP-ALT(Disply Port-Alternative注1)またはThunderbolt3/4の両規格(以下、USB Type-C)に対応、WiFiや追加アプリなしで利用できます。
使い方はとても簡単。受信機(R1)の片方をTVモニターのHDMI入力端子につなぎ、もう片方をUSB3.x (Type-A)端子もしくはUSB-ACアダプターにつないで給電します。あとはType-C送信機(C1)を端末につなぐだけでHDMIケーブルと同じように、端子の抜き差しで接続と切断が行えます。さらに、著作権保護としてHDCP1.4注2)に対応していますので、主な動画配信サービスにも対応しています。注3)
本製品は、企業や学校での利用も想定していますので、コンプライアンス(法令遵守)を念頭に、送信機(C1)と受信機(R1)それぞれ技術基準適合証明(Telec)の認証を取得しています。
【対応機器】
-USB Type-C端子を備えたWindows10/11パソコン
-USB Type-C端子を備えたiMac, Macbook, iPadおよびiPhone15/16シリーズ
-Chromebook
-USB Type-C DP ALT対応のハイエンドスマートフォン(2024年6月現在)
・Google (6種):Pixel 8/8 Pro/8a, 9/9 Pro/9 Pro Fold
・SONY(8機種): Xperia 1 V/1 IV/1 III, Xperia 5 IV/ 5 III, Xperia 10 III/10III Lite, Xperia Pro-1
・SAMSUNG(8機種): Galaxy Z Flip5/Fold5/Fold4/Fols3 5G , Galaxy S23/S23 ULTRA/S22/S22 ULTRA
・SHARP(7機種): AQUOS sense9/sense8/R9/R8/R7/R6/wish4
・FCNT/旧Fujitsu(2機種):Arrows NX9, arrows 5G
・ASUS(5機種):ROG Phone6/6Pro/5S/5S ULTIMATE/5
・Rakuten(1機種):Rakuten BIG
・OPPO(1機種):Find X3 Pro
・Motorola(1機種):edge 30 PRO
・HUAWAY(4機種):P40 Pro 5G/30 PRP 5G/P30 PRO/P30
注1)USB Type-DP-ALT(Display Port-Alternative) またはThunderbolt3/4仕様に基づいたUSB Type-C端子。(USB3.1以降のUSB-Type-Cコネクターを通じて電源と映像の出力に対応。)
注2)デジタル信号の暗号化技術。High-bandwidth Digital Content Protection Ver. 1.4の略称。
注3)一部の動画配信サービスに対応しない場合があります。
*上記の以外の機種に関する対応の有無については、メーカーもしくは販売店にお問い合わせください。
【主な特徴】
日本の電波帯を維持・固定しましたので、ユーザーが安全にペアリング・リセットができるようになりました。
通信距離は約20メートル。HDMIケーブルを無線に置き換えて利用できます。送信機(C1)と受信機(R1)との間はダイレクト通信のためWi-Fiネットワークにつなげずに利用できます。
約12gの送信機(C1)と約24gの受信機(R1)は、ポケットサイズで持ち運びも容易です。
ワイヤレス転送の開始と停止は、HDMIケーブルと同じように、送信機(C1)をUSB Type-C端子から抜き差しで行います。(接続操作不要)
送信機(C1)は、USB Type-C DP ALTまたはThunderbolt3/4の規格に対応していますので、給電とデータ送信が同時に行えます。
フルHD(1920x1080)60fpsの動画と音声を同時に高速投映できます。(低遅延)
技適基準適合証明(Telec)取得済み。(送受信機ともに)従来品に比べて耐久性を向上させました。
【主な仕様】
各端子の仕様 | ・送信機(C-1)Type-C DP-ALT*、Thunderbolt3/4(給電、データ送信共用) ・受信機(R-1)HDMI ver1.4/USB Type-A(給電) |
---|---|
対応OS | Windows、Android, Chrome, iOS, Mac OS |
対応機器 | Thunderbolt3/4または、USB Type-C DP ALTに対応した機器 Windows PC/タブレット ・Chromebook ・USB Type-C DP ALTに対応したAndroidスマートフォン/タブレット ・USB Type-Cに対応した iPad10+/mini/Pro/Air、iPhone15シリーズ/16シリーズ *すべての機器で動作を保証するものではありません。事前に検証をお勧めします。 |
Wi-Fi | IEEE 802.11n 5GHz 1T1R (W52帯を利用。屋内での使用のみ) |
入出力最大 | フルHD(1920x1080)、60fps |
著作権保護 | HDCP1.4 |
通信距離 | 約20メートル |
重さ | 送信機:12g±1g 受信機:24g±1g |
電源 | 5V/1A (推奨) |
製品構成 | 送信機本体(C1)x1台、受信機本体(R1)x1台、保管ポーチx1個、保証書、 クイックスタートガイド |
◾️複製表示/拡張表示対応 |
---|
◾️利用する周波数チャンネルが混雑の際、自動周波数チャンネル変更機能内蔵 |
■Compact Mate 2 C1+R1 についてのQ&Aはこちら
Compact Mate 2 C1+R1:Q&A